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SNSの利用者は年々拡大しており、幅広い年代で普及しています。
SNSは情報の更新が早いため、運用担当者は常に最新の動向を把握することが求められます。
ビジネスシーンでは、商品・サービスのの認知拡大、顧客とのコミュニケーションツールとして活用されており、多くの企業が公式アカウントの運営やSNS広告による集客に取り組んでいます。
今回の記事では、日本国内で主要なSNSであるLINE、YouTube、X(Twitter)、Instagram、Facebook、TikTokの利用者数の推移を調査しました。
ひと目で分かるグラフも作成しましたので是非ご覧になってください。
LINEは、2011年にサービスを開始して以降、急速にユーザー層を増やし続け、今や日本国内で生活の一部として多くの人が使っているメッセージングアプリです。
若年層はもちろん、シニア世代でも利用率が80%を超えており、年齢や性別を問わず幅広いユーザーにアプローチできるのが特徴です。
LINEは、主に友人や家族との1対1、またはグループでのコミュニケーションツールとして利用されており、日常的な連絡手段として欠かせない存在です。
企業がLINEを活用するケースも増えており、友だち登録をしたユーザーに対してクーポン配布やセール情報の告知などの施策を講じています。
2014年9月 | 5,400万人 |
2023年12月 | 9,600万人 |
2024年3月 | 9,700万人 |
※出典:【公式】LINEヤフー for business | LINEアプリ ⽉間アクティブユーザー 2024年9月末時点
YouTubeは2005年2月にアメリカで誕生し、日本語版は2007年6月にサービスを開始しました。
2006年11月にはGoogleが16.5億米ドルで買収し、現在はGoogleの子会社として運営されています。
2023年5月の時点で、YouTubeの国内月間アクティブユーザー数は18歳以上だけでも7,120万人を超えています。
このデータには18歳未満の利用者が含まれていないため、実際のユーザー数はさらに多いと推定されます。
若年層に人気があるイメージが強いYouTubeですが、実際に最も多く利用しているのは40代のユーザーです。その次に50代、30代と続いており、幅広い世代がYouTubeを活用していることがわかります。
2019年 | 2,600万人 |
2020年 | 6,500万人 |
2021年 | 6,900万人 |
2023年 | 7,120万人 |
※出典: Think with Google 2023 年の YouTube 視聴はますます多様に —— テレビデバイスで月間 3,800 万人、ショート動画も前年度より加速)
X(Twitter)は10代や20代を中心に広く利用されている短文コミュニケーションアプリです。
匿名で投稿できるため、世の中の出来事や企業の商品、サービスに対する本音が出やすいのが特徴です。
日常の何気ないことも気軽にツイートされるため、企業のマーケティングリサーチに非常に役立ちます。
また、他のSNSと比べリアルタイム性に優れていることも大きな強みです。
2022年11月にイーロン・マスク氏がCEOに就任してから機能やサービスに大きな変革が加えられ、2023年7月には社名をTwitterからXに変更しました。
2011年 | 1,757万人 |
2017年 | 4,500万人 |
2022年 | 5,895万人 |
2023年 | 6,650万人 |
※出典:日経クロストレンド | Xの国内月間アクティブユーザー数が6650万人に
Instagramは国内で2010年代後半から急速に普及してきたSNSです。
2012年4月に当時のFacebook社(Meta社)に買収されて以降、画像や動画を中心としたビジュアルコミュニケーションをメインとしたSNSとして成長を続けています。
特にファッション、フード、コスメ、旅行といった「映える」コンテンツとの相性が抜群です。
2015年に発売されたiPhone 6sはカメラの性能が大幅に向上したため、画像や動画の質が重要なInstagramにとって普及に大きな後押しをする形となりました。
アプリのデザインを見ても分かるとおり、他のSNSと比べて女性ユーザーに好まれる見た目をしているので、性別の割合が男性を上回っているのも特徴です。
2014年 | 400万人 |
2015年 | 810万人 |
2016年 | 1,600万人 |
2017年 | 2,000万人 |
2018年 | 2,900万人 |
2019年 | 3,300万人 |
2024年 | 6600万人以上 |
Facebookは、実名登録制を採用しているため、他の匿名で使えるSNSと比べて利用マナーが良いとされています。
学歴や職歴などのプロフィールを詳細に設定することで、共通のバックグラウンドを持つ友人や知人とつながることができ、大きな注目を集めました。
また、2020年からは自社オンラインショップへの誘導が可能な「ショップ機能」も日本で導入され、ビジネス利用が広がっています。
投稿文は6万文字まで入力でき、投稿後の編集も可能です。
SNSで多く搭載されている「いいね」ボタンには複数の種類があり、感情を表現しやすい設計となっている点も特徴の一つです。
また、Instagramとの連携により、リール(動画)などのコンテンツを両方のアプリに同時に投稿できる機能も備わっています。
2019年8月に前フェイスブックジャパン代表の長谷川氏が退任前のインタビューで、国内の月間アクティブユーザー数は2,600万と公表していました。
それ以降、最新の国内ユーザー数の公表はありません。
そのため利用者数推移データは少ないです。
2014年 | 2,400万人 |
2019年 | 2,600万人 |
※出典:CNET Japan|フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」–独占ロングインタビュー
TikTokは15秒から最大10分までのショート動画を投稿・視聴できるアプリで、動画コンテンツを通じた交流がメインとなっています。
投稿には他のユーザーからのコメントや「いいね」でリアルタイムのフィードバックができ、コミュニケーションが活発に行われます。
10代の利用率が圧倒的に高く、若年層に特に人気のあるSNSです。
2017年のリリースからわずか4年で世界の月間アクティブユーザー数が10億人を突破し、Instagramの2倍の速度で成長しています。
「レコメンド」機能は、ユーザーの興味や関心に基づいたコンテンツを自動的に表示するため、フォロワーが少なくてもリーチできる可能性があり、多くのユーザーに視聴してもらうきっかけをつくることができます。
2018年12月 | 950万人 |
2021年8月 | 1,700万人 |
2023年9月 | 2,700万人 |
2024年2月 | 2,800万人 |
現代では、SNSの利用がますます盛んになっています。特に企業にとって、ソーシャルメディアの活用は重要な戦略の一つとなっています。
どんな情報をどのターゲットに届けたいのかを整理することは、効果的な広告運用やアカウント運用の鍵となります。
例えば、Facebookは30代から40代のユーザーが多い傾向がありますが、Instagramは10代から20代の若者に人気です。Twitterは即時性が高いため、ニュースやトレンドに敏感なユーザーにアプローチするのに適しています。各SNSの特徴や利用者層を理解し、それに合わせた戦略を立てることが求められます。
特にLINEは圧倒的な利用者数になっています。
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