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LINE公式アカウントを運用している中で「ステップ配信」という言葉を聞いたり、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は無料機能の一つでもあるステップ配信を活用すれば、今よりも効果的にLINE公式アカウントの運用を行うことができるんです!
しかし、LINE公式アカウントのステップ配信に対し、「難しそうで自分でできる自信がない。」という担当者の方は多くいらっしゃいます。
そこで今回のこの記事では、
上記内容について詳しく解説していきます。
LINE公式アカウントのステップ配信を上手く活用して、より効果的な運用をしていきましょう!
【目次】
LINE公式アカウントの機能「ステップ配信」とは、
友だち追加したユーザーに対して、あらかじめ用意しておいた内容・タイミング・期間でメッセージを自動配信できる機能です。
友だち追加した経路に応じて、追加してからの日数やユーザーの属性情報にあわせてメッセージ配信を設定しておくことができます。
引用元:LINE for Business
つまり、「事前に設定した内容にそって自動でメッセージを配信してくれる。」便利な機能がステップ配信になります。
ステップ配信について知識がない方は、いまいちピンと来ていない方もいると思いますので、ステップ配信の設定方法と共にどのような機能かを詳しく説明していきます。
ステップ配信の設定方法について、ポイントも合わせながらご紹介していきます。
※今回は分かりやすいよう、先に画面下部の「メッセージ設定」から見ていきます。
「友だち追加」を選択すると、ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加した日から●日後に配信する、といった設定をすることができます。
「オーディエンス」を選択すると、LINE公式アカウントで作成済みのオーディエンスに含まれるユーザーにのみ●日後に配信する、といった設定をすることができます。
もっと前にLINE公式アカウントの友だちになっているユーザーにも配信したい場合は、過去の日付を設定すると対象となり、ステップ配信の利用開始のタイミングからのスタートとなります。
例)10/1にステップ配信の利用開始、友だち追加日の設定を「9/1」メッセージを友だち追加日から10日後に配信するよう設定した場合→9/1~10/1(過去)にLINE公式アカウントの友だちになったユーザーにはステップ配信の利用開始日から10日後に、10/2以降(未来)にLINE公式アカウントの友だちになったユーザーには友だち追加した日から10日後にメッセージが届くようになります。
追加経路とは、ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加した方法という意味です。
QRコードや友人からのシェア、LINE広告、といった要因全てを対象の場合は「すべての経路」を、一方でLINEスタンプ、またはLINE VOOMから友だち追加した人のみを対象にしたい、といった場合は「特定の経路」より対象にしたい経路を選択し設定してください。
「開始条件」「追加日」「追加経路」の設定が完了したら「保存」します。
※メッセージラベルは管理用のタイトルとなるので、ユーザーには見られません。
ステップ配信で送るメッセージの作成となります。
作成方法は通常のメッセージ配信と変わらず、リッチメッセージやクーポンの設定も可能です。
ただし、クーポンやキャンペーン告知などを配信したい場合は、クーポンの有効期限・キャンペーン期間などに注意する必要があります。
例)10/1~15までのキャンペーン内容を記載し、友だち追加後3日後にメッセージが届くよう設定していた場合。→10/13に友だち追加したユーザーには、10/15で終了したキャンペーンのメッセージが10/16に届いてしまいます。
※条件ラベルは管理用のタイトルとなるので、ユーザーには見られません。
※属性・オーディエンス全てを設定する必要はありません。
絞り込みたい条件のみを選択しましょう。
「条件1」と「それ以外」、「条件1」は関東「条件2」は関西「条件3」は東北で「それ以外」、といった設定などができます。
条件下の「+」マークを選択することでメッセージ配信の作成、またはさらに条件分岐の追加をすることができます。
※メッセージ配信は上記をご確認ください。
メッセージ配信・条件分岐の追加をもっと設定したい場合は、「+」マークを選択し同様の方法で設定。
※1つのルートにつき10個までステップを設定することができます。
※2つ目のステップ時に条件はリセットされません。
例)1つ目のルートの始めに「男性」と条件を設定した場合、その次のステップに進むユーザーは「男性」と判断された方にのみ届きます。
そのため、2つ目のステップに「女性」と条件を設定しても、誰にも届かないという結果に。2つ目のステップにさらに条件を追加する場合は、「男性」かつ「愛知県」といった1つ目の条件と重なる条件を設定しましょう。
※「有効期限」「配信数の上限」は希望の場合のみ設定してください。
・タイトル:ステップ配信の管理用タイトルになるので、ユーザーには見られません。
・有効期限:ステップ配信自体の有効期限となります。キャンペーンやクーポンに合わせた期間設定をすることができます。
・配信数の上限:ステップ配信は通常のメッセージ配信と同様に通数が加算されます。
そのため、通常メッセージ配信+ステップ配信の通数は、フリープランの場合は1,000通/月まで、ライトプランの場合は15,000通/月まで、スタンダードプランの場合は45,000通/月まで、となります。
配信数の上限を設定すると、上限に達し次第ステップ配信が停止され、ステップの途中で終わるユーザーも出てきてしまうためご注意下さい。
※配信される友だち数(=ターゲットリーチ数)と、ステップ配信利用後に増える友だち数を予想しながら利用する必要があります。
・保存:下書き保存と同様、後で編集や変更が可能です。
・利用開始:利用開始にすることでステップ配信がスタートします。
※有効期限を設定している場合は、利用開始を選択することで設定した有効期限に自動スタートします。
LINE公式アカウントのステップ配信には、下記メリット、デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
自動でメッセージが配信されるため、最初に設定すればその後の手間がかかりにくい。 オーディエンス(属性など)絞り込み、より訴求力の高いメッセージの配信ができる。 |
通数にカウントされてしまう。 設計をするのに時間と多少の知識が必要になる。 |
上記メリット、デメリットについて詳しく解説します。
LINE公式アカウントのステップ配信は、事前に設定した内容にそって自動でメッセージを配信してくれるので、配信に掛かる手間を減らすことができます。
LINE公式アカウントのメッセージ配信は、一斉配信をした場合に1回ずつ設定を行う必要があります。
しかし、先程お伝えした通りステップ配信を活用すれば、例えば友だち登録を起点として「あらかじめ設定したメッセージを決められたタイミングで自動配信」をすることができます。
また、属性などで絞り込みを行うことで、より訴求力の高いメッセージ配信を行うことができるため、既存顧客のリピートを促すことも可能です。
ステップ配信の一番のデメリットとしては、配信の分岐点や内容を考えたり、属性などのセグメントを絞り込んだり、など「ステップ配信の設計に時間と知識が必要になってくる」ということです。
今回の記事で設定方法を解説しましたが、正直文章を読むだけで理解するのは難しく、実際に管理画面からステップ配信の設定を行ってみないと分からないこともあります。
また、効率のよいステップ配信を行うにもマーケティング領域の知識なども必要となってくるため、初めて設定を行う方には少し難しいかもしれません。
一度設定をしてしまえば、日頃の配信業務が減ったり、売上を上げたりと大きなメリットあるので仕方ないことかもしれませんが、「設定に掛ける時間がない。」という方は、弊社のような代理店に設定を任せるのも一つの手段でしょう。
今回は「LINE公式アカウントのステップ配信」についてご紹介しました。
ステップ配信は設定をするのが難しいというデメリットがある反面、上手く活用すれば「メッセージ配信に掛かる手間を減らしたり」「より訴求力の高い配信」を行いことができます。
LINE公式アカウントを持っていれば無料で利用できる機能なので、日頃から運用している方はぜひ活用していきましょう。
また、ステップ配信の設定方法が分からない方やもっと上手く活用する方法を知りたい方は、ぜひ弊社までお問い合わせ下さい。
日頃から活用しているそれぞれのLINE公式アカウントにあった、ステップ配信をご提案いたします。
LINE公式アカウントを導入しても…
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