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2023.02.14 LINE広告、機能説明、活用方法

LINE広告のターゲティングについて解説!ターゲティングを一覧でご紹介

LINE広告のターゲティングについて解説!ターゲティングを一覧でご紹介

2016年にリリースされたLINE広告は日々アップデートが行われており、ターゲティングの精度向上や種類追加、広告配信面の追加、管理画面の UI改善など、広告運用者様やユーザーにとってより良い方向へ改良が行われております。

しかし、LINE広告の掲載を考えている人や最近掲載を始めた人は、色々なターゲティングができるがゆえに、うまく活用できていない人も多いのではないでしょうか?

LINE広告を配信し効果を出すには、ターゲティング設定はとても重要になってきます。

そこで今回のこの記事では、LINE広告の「ターゲティング」について、そしてどのような種類があるのかについて一覧でまとめましたので、ご紹介をしていきたいと思います。

これから配信を考えている人やターゲティングを意識せず配信をしている人は、ぜひ参考にしてみてください。

LINE 広告のターゲティング一覧

LINE広告ではターゲティングを細かく設定することができ、より効果的な配信を行うことできます。

そこで、下記表で LINE 広告のターゲティング方法を一覧でまとめましたのでご覧ください。

ターゲティングの種類 詳細
オーディエンスセグメント配信
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・地域
・年齢
・性別
・OS
・詳細ターゲティング(興味、構造、属性)
オーディエンス配信
>> 詳細はこちら
・ウェブトラフィックオーディエンス
・モバイルアプリオーディエンス
・DFA/AAID アップロード
・電話番号アップロード
・メールアドレスアップロード
・LINE 公式アカウントの友だちオーディエンス
・動画視聴オーディエンス
・画像クリックオーディエンス
類似配信
>> 詳細はこちら

上記ターゲティングの種類について、より詳しく解説していきます。

オーディエンスセグメント配信について

オーディエンスセグメント配信について
引用元:LINE for Business

オーディエンスセグメント配信では、上記画像のように「属性」「OS」「年齢」「性別」「行動」「趣味・関心」「地域」でセグメントを行い広告配信をすることができるターゲティングになります。

また、年齢や性別、興味関心に関しては、「みなし属性」を参考にされています。

みなし属性とは、

「みなし属性」とは、LINEファミリーサービスにおいて、LINEユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴、LINE内コンテンツの閲覧傾向やLINE内の広告接触情報をもとに分類したものです。

引用元:LINE for Business

また、設定できるセグメントの種類は以下通りになります。

セグメントの種類 詳細
地域セグメント 都道府県、市区町村、居住地・勤務地・現在地での指定配信・除外配信が可能。
年齢セグメント 14歳以下から65歳以上まで年代ごとに分けて配信することが可能。

▼詳細
14歳以下、15-64歳(5歳刻みで設定可)、65歳以上
性別セグメント 男性・女性の指定が可能。
OS Android、iOS、各OSのバージョン別の指定配信が可能。
趣味・関心セグメント ▼趣味・関心ターゲティング項目
・ゲーム
・デジタル機器・家電
・スポーツ
・職/ビジネス
・ファッション
・家/インテリア/園芸
・テレビ/番組
・音楽
・教育/学習/資格
・金融
・健康
・エンタメ
・ショッピング
・書籍/マンガ
・食べ物/飲み物
・美容/コスメ
・旅行
・自動車(軽自動車/コンパクトカー/ハッチバック/セダン/スポーツカー/ステーションワゴン/ミニバン/SUV(コンパクト)/SUV(ラージ))
行動セグメント ▼テレビ視聴頻度
・テレビ視聴頻度が高い
・テレビ視聴頻度が平均
・テレビ視聴頻度が低い

▼キャリアの変更
・過去2年間でキャリアを変更した
・過去2年間でキャリアを変更していない

▼コンバージョン
・ウェブサイトコンバージョンが多い
・アプリのインストールが多い

▼ゲームプレイタイプ
・アドベンチャーゲームプレイヤー
・カジュアルゲームプレイヤー
・RPGゲームプレイヤー

▼モバイル端末の変更
・過去2年間で端末を変更した
・過去2年間で端末を変更していない

▼ネットワークの利用状況
・Wi-Fiを利用しない

▼購買経験
・ドラッグストア
・飲食店
・家具屋/インテリアショップ

▼転居
・転居の可能性がある
・転居年数:直近3ヵ月以内に転居した/直近6ヵ月以内に転居した
属性セグメント 配偶者・子供・職業・推定収入などを設定して配信可能。

■属性
・配偶者:既婚/未婚
・子供:子供あり/子供なし
・携帯キャリア:NTTドコモ/au/softbank/楽天モバイル
・推定年収:収入上位51%以下/収入上位21%~50%/収入上位11%~20%/収入上位10%
・職業:フルタイムワーカー/パートタイムワーカー・アルバイト/専業主婦(主夫)
・誕生日:近日中に本人・男性の友だち・女性の友だちが誕生日を迎える

2023年7月より一部セグメントは削除され、全体を「β版」へと移行されております。
現在では「β版」のみ利用可能ですので、過去にセグメントを設定していた場合は一度ご確認ください。

地域セグメント

地域セグメントでは、都道府県、市区町村、居住地・勤務地・現在地での指定配信・除外配信が可能です。

LINE広告管理画面

LINE広告管理画面より範囲の指定で「半径を指定」を選ぶと、指定した地域や地図上で指定した特定の地点から、半径1km ~50km対象とすることも可能になります。

また、配信対象を下記5種類から選ぶことができ、地域を絞った効果的な配信を行うことが可能です。

地域セグメントの配信対象
  • この地域に住んでいる人、この地域で働いている人、この地域に最近いた人
  • この地域に住んでいる人、この地域で働いている人
  • この地域に住んでいる人
  • この地域で働いている人
  • この地域に最近いた人
年齢セグメント

14歳以下から65歳以上まで年代ごとに分けて配信することが可能です。

年齢セグメントの区分は下記に分けられます。

14歳以下、15-19歳、20-24歳、25-29歳、30-34歳、35-39歳、40-44歳、45-49歳、50-54歳、55-59歳、60-64歳、65歳以上

オーディエンス配信

オーディエンス配信とは、LINE上のユーザーデータ情報や日頃見ているウェブサイトや動画などのデータを活用して、広告配信するターゲティングになります。

オーディエンス配信種類一覧
  • ウェブトラフィックオーディエンス
  • モバイルアプリオーディエンス
  • DFA/AAID アップロード
  • 電話番号アップロード
  • メールアドレスアップロード
  • LINE 公式アカウントの友だちオーディエンス
  • 動画視聴オーディエンス
  • 画像クリックオーディエンス
ウェブトラフィックオーディエンス

ウェブトラフィックオーディエンスとは、

LINE Tagのトラッキング情報を基に、サイト訪問ユーザーのオーディエンスを作成できます。また、サイト内購入などのイベントに基づいたオーディエンスを作成することもできます。

引用元:LINE for Business

つまり、LINE Tag のトラッキング情報をもとに、何かしらのアクションがあったユーザーに絞って広告配信をすることができます。

例えば、LINE広告経由で自社ECサイトを訪れ、カートまでは商品を入れたもの購入までいかなかった(カゴ落ち)ユーザーに対し、再度広告を配信することで効率的なコンバージョン獲得が見込めます。

モバイルアプリオーディエンス

モバイルアプリオーディエンスとは、

アプリを開いた人やアプリ内で購入をした人など、アプリ内で発生したイベントに基づいてオーディエンスを作成できます。

引用元:LINE for Business

例えば、 自社EC アプリで商品を購入したユーザーの情報を活用し、類似商品を広告で配信することにより購入を促すことができます。

IDFA/AAIDアップロード

IDFA/AAIDアップロードとは、

保有しているIDFA/AAIDデータを用いてオーディエンスを作成できます。編集ページで後からオーディエンスの追加・変更ができます。

引用元:LINE for Business

IDFA は iOS 端末の広告識別子を、AAID 広告識別子は AndroidOS の端末の広告識別子を指しています。

IDFA/AAID データをアップロードすると、そのデータと一致したユーザーに対して広告配信をすることができます。

このターゲティングは、電話番号・メールアドレスなどの顧客情報を収集できない商材で、既存顧客の類似ターゲティングをおこないたい場合に有効になってきます。

例えば、ゲームアプリの広告を配信した際には、アプリのインストールのために電話番号やメールアドレスを入力する必要がないので、これらの情報を集めることができません。

その代わりに、アプリをダウンロードしたユーザーの IDFA/AAID データを使うことで、既存顧客の類似ターゲティングを配信することができます。

電話番号アップロード

電話番号アップロードとは、

保有している電話番号を用いてオーディエンスを作成できます。編集ページで後からオーディエンスの追加・変更ができます。

引用元:LINE for Business

保有している電話番号をアップロードすると、その電話番号と LINE に登録している電話番号が一致するユーザーに対して広告配信をすることができます。

主に BtoC の商材で顧客の電話番号データを収集できている状況で、既存顧客の類似ターゲティングをおこないたい場合に有効です。

メールアドレスアップロード

メールアドレスアップロードとは、

保有しているメールアドレスを用いてオーディエンスを作成できます。編集ページで後からオーディエンスの追加・変更ができます。

引用元:LINE for Business

保有しているメールアドレスをもとに、類似ユーザーへ配信したり、商品を購入したユーザーに対し類似商品の広告を配信してコンバージョンを拡大することができます。

メールアドレスアップロードは、顧客の連絡先としてメールアドレスしか所有していない状況で、既存顧客の類似ターゲティングをおこないたい場合に有効です。

LINE公式アカウントの友だちオーディエンス

LINE公式アカウントの友だちオーディエンスとは、

LINE公式アカウントの友だち、またはブロック中の友だちのオーディエンスを作成できます。

引用元:LINE for Business

友だちの類似オーディエンスを作成することで、顧客(友だち)と類似するユーザーをターゲティングし、コンバージョンを拡大することができます。

既に友だちが多い場合に有効なターゲティングになります。

また、LINE公式アカウントはブロック中のユーザーにメッセージを送り情報を届けることはできません。

しかし、「LINE公式アカウントの友だちオーディエンス」はブロック中の友だちにも広告配信をすることができることから、再購入を促すことができるようになります。

動画視聴オーディエンス

動画視聴オーディエンスとは、

指定した動画素材の視聴ユーザーのオーディエンスを作成できます。視聴ユーザーの再生率を指定することができます。

引用元:LINE for Business

動画の再生率は下記通りになります。

動画の再生率
  • 動画をクリックした人
  • 動画を再生した人
  • 動画を3秒以上再生した人
  • 動画を25%再生した人
  • 動画を50%再生した人
  • 動画を75%再生した人
  • 動画を95%再生した人
  • 動画を最後まで再生した人

動画広告の特徴として、動画の視聴は多いものの動画をクリックするユーザーは少ないという課題があります。

しかし、LINE広告の動画視聴オーディエンスを使用することで、動画は見たがクリックしていないユーザーに対して広告を配信することができます。

画像クリックオーディエンス

画像クリックオーディエンスとは、

指定したキャンペーン内の画像をクリックしたユーザーのオーディエンスが作成することができます。

引用元:LINE for Business

LINE広告のキャンペーン ID を指定し、そこで使用されている画像をクリックした人のオーディエンスを作成してターゲティングをすることができます。

画像クリックオーディエンスを活用する上で一点注意点としては、通常のターゲティングとは違い LINE 広告の画像クリックを起点としているので、他媒体や検索からサイト流入したユーザーなどは対象にすることができません。

類似配信

LINE広告の類似配信では、先程説明したオーディエンスリストに類似したユーザーに対し広告配信することができます。

LINE広告類似配信について
引用元:LINE for Business

上記画像にある通り、類似オーディエンスのサイズは「自動」もしくは「類似度1%~15%」で設定をすることができます。

類似配信の母数は LINE のアクティブユーザー9,300万人になるので、15%のリストなら、9,200万人の中で1,380万人を対象としたリストになります。

類似配信についての「補足」
  • 類似度が低くなればアクションする確度は高まりますが、リーチできる人数が少なくなる。
  • 類似度が高くなればアクションする確度は下がりますが、リーチできる人数が増える。

例えば、年齢や興味関心のセグメントを絞り込んだりLINE 公式アカウントの友だちをオーディエンスにすることで、既存顧客と似たユーザーに広告配信することができコンバージョンを増加させることができます。

まとめ

今回はLINE 広告のターゲティングについてご紹介しました。

ターゲティングの種類が多いので、改めて一覧で確認しておきましょう。

ターゲティングの種類 詳細
オーディエンスセグメント配信
>> 詳細はこちら
・地域
・年齢
・性別
・OS
・詳細ターゲティング(興味、構造、属性)
オーディエンス配信
>> 詳細はこちら
・ウェブトラフィックオーディエンス
・モバイルアプリオーディエンス
・DFA/AAID アップロード
・電話番号アップロード
・メールアドレスアップロード
・LINE 公式アカウントの友だちオーディエンス
・動画視聴オーディエンス
・画像クリックオーディエンス
類似配信
>> 詳細はこちら

上記ターゲティング一覧の通り、LINEならではのターゲティングを活用することで、より効果的な広告配信をすることができます。

2023年7月より一部セグメントは削除され、全体を「β版」へと移行されております。
現在では「β版」のみ利用可能ですので、過去にセグメントを設定していた場合は一度ご確認ください。

商品・サービスにあったターゲティング設定を行い、LINE広告をより活かしていきましょう。

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