Close Close
2024年3月のアップデートにより、「プレースメント機能」がリリースされました。
LINE広告を配信する先を設定することができ、LINE NEWSやトークリストなど配信面単位で配信先を設定したい場合に広告グループごとに配信面を設定して配信することができる機能です。(複数選択可能)
近年、デジタル広告の領域では多様な配信手法が進化し、企業のマーケティング戦略において重要な役割を果たしています。
その中でも、LINE広告の「プレースメント機能」は、広告主がより精密なターゲティングを実現するための強力なツールとして注目されています。
この記事では、LINE広告のプレースメント機能について特徴や活用方法、注意点などをご紹介します。
【目次】
プレースメント機能とは、LINE広告を配信する場所(プレースメント)を指定する機能です。
今までのLINE広告ではLINEのどの部分に出すかまでの指定はできませんでしたが、今後は指定ができるようになりました。(配信先は複数選択することができます。)
これにより、広告主は広告が表示される具体的な位置やコンテンツの種類を選択することができ、ターゲットオーディエンスに対してより的確なアプローチが可能になります。
プレースメント機能を使用することで、広告の視認性やクリック率を高めるだけでなく、広告費用の最適化にも寄与します。
LINE広告のプレースメント機能では、以下のような配信面を選択することができます。
・ホーム
・LINEトークリスト
・LINE NEWS
・LINE VOOM
・ウォレット
・LINEマンガ
・LINEポイントクラブ
・LINEチラシ
・LINEクーポン
・LINEマイカード
・LINEブランドカタログ
・LINE広告ネットワーク
・LINE Monary
・LINEオープンチャット
・LINEファミリーアプリ
・LINE公式アカウント
・アルバム
掲載イメージについてはこちらの記事で分かりやすくご紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
以下サイトも分かりやすいです。
静止画広告:視覚的にインパクトのある画像を使った広告です。
動画広告:動画コンテンツを使用して、よりダイナミックなメッセージを届けます。
カルーセル広告:複数の画像や動画をスライドで表示する広告形式で、複数の商品の紹介に適しています。
(出典:LINE キャンパス クリエイティブフォーマットと配信面)
①広告グループ設定の『広告の配信』で「配信先を編集」を選択。
②配信したい配信面のみにチェックマークをつける。(複数選択可)
各配信面ごとのレポートは、パフォーマンスレポートにて確認できます。
パフォーマンスレポートの画面から、集計対象の項目で 「配信先別(詳細)」を選択すると、各配信面ごとの実績を確認することができます。
【備考】
その他、レポートについては以下をご確認ください。
・「配信先別(詳細)」のレポートは広告アカウント・キャンペーン・広告グループ階層でのレポートが可能です。「広告」単位では出力できません。
・SKAdNetwork計測が有効な状態の配信におけるインストール関連項目は「配信面別(詳細)」の実績レポートに反映されません。(imp、clickなどインストール以外の項目は反映されます)
・「配信先別(詳細)」のレポートでは標準イベント関連項目が表示されません。
・「配信先別(詳細)」のレポートは2023年7月10日から数値自体の抽出は可能ですが、一部の配信面の集計が「Other services」として集計されます。
2023年7月24日以降の期間でご利用いただけますようお願いいたします。
プレースメント機能を効果的に活用するためには、広告キャンペーンの目的やターゲットオーディエンスに応じて適切な配信面を選ぶ必要があります。
ブランドの認知度を高めるためには、ユーザーが日常的にチェックするLINE VOOMやLINE NEWSや広告配信が有効です。
これにより、多くのユーザーに自然な形でブランドメッセージを届けることができます。
商品の購入を促進するためには、特定の興味や関心を持つユーザーに対してリーチできるプレースメントを選ぶことが重要です。
例えば、特定のマンガカテゴリやLINEファミリーアプリ内での広告配信は、関連性の高いオーディエンスにアプローチする手段となります。
プレースメント機能を活用して、特定の年齢層や性別に合わせた配信面を選定することで、広告のリーチ精度を向上させることができます。
例えば、若年層が多く利用するLINEマンガやLINEファミリーアプリに広告を配信することで、よりターゲットに即した広告展開が可能です。
LINE NEWSやLINE VOOMでは、特定のカテゴリやトピックに興味を持つユーザーに対して広告を表示することができます。
これにより、広告の関連性を高めるとともに、クリック率やエンゲージメントを向上させることができます。
プレースメント機能を活用して、異なる配信面の広告パフォーマンスを比較することができる「A/Bテスト」を実施することで、どのプレースメントが最も効果的かを分析することができます。
テスト結果を基に最適なプレースメントを選定し、広告キャンペーンの効果を最大化することが可能です。
A/Bテスト可能な項目は以下の3つです。
同じ広告を過剰に配信すると、ユーザーに不快感を与える可能性があります。
適切な頻度で広告を配信し、ユーザーの反応を見ながら調整することが大切です。
選定したプレースメントがターゲットオーディエンスの特性や興味関心に合っていない場合、広告効果が低下する可能性があります。
プレースメント選定には慎重なリサーチと分析が必要です。
LINE広告のプレースメント機能は、広告主が広告の配信面を精密に指定することで、ターゲットオーディエンスに対してより効果的なアプローチが可能になる強力なツールです。
プレースメント機能を活用することで、広告の視認性やクリック率を向上させ、広告費用の最適化を図ることができます。
キャンペーンの目的やターゲットオーディエンスに応じて、適切なプレースメントを選定し、効果的な広告展開を実現しましょう。
LINE広告を配信したいが何から手をつければいいのか分からない。一人で運用するのは難しそう。
そんな不安を感じている方も多いと思います。
弊社 総合アドでは、164業種のLINE広告運用実績を元に、LINE広告を効果的に運用いたします。