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LINE広告のオーディエンス配信についてご存知でしょうか?
“最近、ネットサーフィン中に自分が興味を持った商品やサービスが広告として表示される”という経験をされた方も多いのではないでしょうか。これは、特定のユーザー層にターゲットを絞って広告を配信する手法の一つです。
この仕組みを使うことで、広告主は自社の商品やサービスに関心を持ちそうなユーザーに効果的にアプローチできます。
今回は、そんなLINE広告のオーディエンス配信について分かりやすく説明します。
【目次】
作成可能なオーディエンスは以下の9つです。
上記9つについて詳しく解説していきます。
LINE Tagのトラッキング(どこのサイトのなにを閲覧しているのかを追跡や分析する)情報を基に、サイト訪問ユーザーのオーディエンスを作成できます。
たとえば、
サイト内購入などのイベントに基づいたオーディエンスを作成することもできます。
アプリを開いた、もしくはアプリ内で買い物をした人など、アプリの中で発生したイベントに基づいてオーディエンスを作成できます。
たとえば、
新たなユーザーを獲得するために、アプリのインストールを促す広告も配信できます。
特典や新機能を強調することで、インストールを促進します。
保有しているIDFA/AAID(スマホの広告識別子)データを用いてオーディエンスを作成できます。
たとえば、
♦IDFA(Identifier for Advertisers)とは、iPhoneやiPadなどのAppleデバイスにおける広告識別子
♦AAID(Google Advertising ID)は、Androidデバイスにおける広告識別子です。
どちらにも大きな違いはなく、発行している会社がAppleなのか、Googleなのかで変わります。
広告識別子とは、端末を識別するために生成された英数字の組み合わせIDのことです。
このIDは1台に1つしかない固有のものなので、他の端末と同じIDになるということはありません。
この識別子を通じてユーザーの行動を追跡することができます。※識別子は広告以外の目的で使用されることはありません。
こちらは編集ページで後からでもオーディエンスの追加や更新ができます。
IDFAやAAIDの個人情報の取り扱いについては、「利用目的」について具体的に特定した上で公表、もしくは本人へ通知しなければなりません。
アプリを初めて起動した時に、ユーザーに対して「広告のパーソナライズ」や「広告目的でのトラッキング」についての同意を求めるポップアップやダイアログが表示さます。適切な同意を得た上でデータを活用する必要があります。
保有している電話番号を用いてオーディエンスを作成できます。
たとえば、
顧客リストを利用して、特定の属性や行動に基づいたセグメントを作成し、ターゲットを絞った広告戦略を展開できます。
こちらも編集ページで後でオーディエンスの追加や更新ができます。
個人情報である電話番号の取り扱いについては、「利用目的」について具体的に特定した上で公表、もしくは本人へ通知しなければなりません。
ユーザーが会員登録時やキャンペーン参加時など電話番号を入力する時にその情報が広告配信やプロモーションの目的で使用されることを明確に伝えます。適切な同意を得た上でデータを活用する必要があります。
詳しい記事がありますのでコチラも是非御覧ください。
保有しているメールアドレスを利用してオーディエンスを作成できます。
たとえば、
編集ページで後からオーディエンスの追加や更新ができます。
顧客リストを活用して、特定の属性や行動に基づいたセグメントを作成し、ターゲットを絞った広告戦略を展開できます。
個人情報であるメールアドレスの取り扱いについては、「利用目的」について具体的に特定した上で公表、もしくは本人へ通知しなければなりません。
ユーザーが会員登録などメールアドレスを登録する時にメールアドレスが広告配信に使用されることを明示します。適切な同意を得た上でデータを活用する必要があります。
LINE公式アカウントの友だち、または友だち追加後に公式アカウントをブロックしている友だちのオーディエンスを作成できます。
配信した広告の効果を分析し、どの友だちオーディエンスが最も反応したかを測定することができ、今後の戦略を改善するためのデータを得ることができます。
すでに作成したオーディエンスに似ているユーザーを探し出し、オーディエンスサイズを拡張するものです。
類似度は手動、または自動で設定します。
たとえば、メールアドレスや電話番号のリストをもとに、その顧客に似た属性や行動パターンを持つユーザーをターゲットにするなどです。
手動の場合、1~15%の範囲で類似オーディエンスを任意に設定できます。
一方、自動設定の場合は、パフォーマンス効果が担保される範囲でサイズが自動的に調節されます。
ここで注意すべき点は、類似度の%が「似ている度合い」を示すものではないということです。
下図のようにパーセンテージが大きくなればリーチ数は増えますが、似ている割合は少なくなります。
オーディエンスサイズが小さいと、リーチする人数は限られますが類似度は濃いので配信効果は大きいです。
逆に、オーディエンスサイズが大きいと、リーチする人数は増えますが類似度は薄まり、似ているユーザーの割合は少なくなります。
類似ユーザーは、既存の顧客と共通の特性を持っているため、ターゲットに合わせたパーソナライズされた広告を配信しやすくなります。
自社が配信した動画を視聴した人のオーディエンスを作成できます。
視聴しているユーザーの再生率を指定することができます。
たとえば、
配信した動画広告の効果を分析し、どの視聴者が最も反応したかを測定することで、今後の動画戦略や広告内容を改善するためのデータを得ることができます。
キャンペーンIDを指定し、そのキャンペーンで使われている画像をクリックした人のオーディエンスを作成できます。
たとえば、
クリック履歴に基づいて、興味を持っている可能性が高い関連商品やサービスの広告を配信します。
オーディエンスは管理画面の「共通ライブラリ」タブの「オーディエンス」から作成・編集ができます。
「オーディエンス作成」をクリックすると、各オーディエンスが表示されます。
目的にあったオーディエンスを選択します。
オーディエンスには有効期限があるものがあります。
この有効期限とは、特定のユーザーがウェブサイトを訪問/画像クリック/動画視聴をした後、そのデータがどのくらいの期間オーディエンスとして利用可能であるかを指します。
ウェブトラフィックオーディエンスと画像クリックオーディエンスの有効期限は1~180日、動画視聴オーディエンスは1~30日です。
この有効期限が過ぎると、そのユーザーはオーディエンスリストから除外されます。
有効期限を設定することで、広告主は新鮮なデータをもとにターゲティングを設定できるので、より効果的な広告配信が可能になるでしょう。
以上、9つのオーディエンス配信についてご紹介させていただきました。
個人情報の取り扱いについて十分に注意をしつつ、LINE広告のこれらの多様なオーディエンス配信方法を活用することで、ターゲットに応じた効果的な広告配信が可能になります。
自社のマーケティング戦略に合ったオーディエンスを選択し、最適な広告運用を行いましょう。
これらの方法を駆使して、より高い広告効果を実現してください!
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